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◆◆◆ SDGsの潮流 ◆◆◆ 2023.7.10

●再生燃料 SAF、原料確保で難題●

石油各社は 2030 年から国際線に供給する燃料の 1 割を、ジェット燃料比で CO2 の排出を 7~9 割減ら せる再生航空燃料とすることを義務付けられるが、 目標達成には 30 年で年 170 万キロリットル以上の生 産が必要で、廃食用油や農産物など膨大な原料をど う安定確保するかという難題に直面している。



●大潟村、デンマーク団体などと脱炭素連携●

秋田県大潟村はデンマークのサムソ島にある非営 利団体と地域の脱炭素を進める連携協定を結んだ。 村は 2050 年目標の「自然エネルギー100%の村づく り」にデンマークの知見と経験を生かす。



●宮城、再エネ課税で森林開発抑制●

宮城県議会は森林開発を伴う再エネ発電設備の所 有者に税金を課す全国初の条例案を採決する。大規 模な森林開発を抑制し、適地に誘導するのが狙いだ。



●ロス削減の食寄付、ファミマ 3000 拠点に●

ファミリーマートは未開封の食料品を寄付用に持 ち寄ってもらう「フードドライブ」の実施店を現在 から 4 割増やす。店内に専用の回収ボックスを設置。 捨ててしまう可能性があった食品を生かす。2023 年 度に 3000 店規模まで拡大する計画だ。



●高野豆腐のみすずコーポ、工場に太陽光発電● 油揚げ製造のみすずコーポレーション(長野市) は工場に太陽光発電を導入、CO2 排出量を年間約 550 トン削減。八十二 Link Nagano と契約、初期費用 なしで太陽光パネルを設置する「PPA」を活用する。

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◆◆◆ SDGsの潮流 ◆◆◆ 2024.5.10

●日欧、中国念頭、EVなど依存減へ合意● 日本とEUは脱炭素などの産業支援政策で共通ルー ル作りに合意。中国を念頭に、EV、洋上風力、パ ワー半導体といった製品の特定国への依存を減らす。 米国など同志国と共に政策協調を進める。 ●日本とブラジル、脱炭素で包括協力● 日本政府はブラジルとグリーン分野の包括的な協 力パッケージで提携する。バイオ燃料などで技術協 力を進める。日本企業のブラジルへの投資拡

◆◆◆ SDGsの潮流 ◆◆◆ 2024.4.23

●銅高騰で太陽光発電所 金属盗難3 倍● 太陽光発電所の銅線ケーブルの盗難が急増し、2023 年の被害が過去最多になった。銅相場が高止まりで、売却狙いの犯罪が再エネ産業を脅かす。銅より安いアルミケーブルへの転換、敷地全域の防犯システムの導入など対応を急いでいる。 ●水素列車、ローカル線で実現へ● ローカル線で走るディーゼル車を水素燃料電池で動く「水素列車」に転換、脱炭素目指し、官民が動き出す。現行

◆◆◆ SDGsの潮流 ◆◆◆ 2024.4.3

●EV 補助、最大 73 万差、充電・サイバー対策で● 経済産業省の EV 補助金は上限額最大 85 万円、最 低額と比べ 73 万円の差をつけた。充電拠点の整備状 況や製造時の CO2 排出削減、サイバー攻撃対策など を進める企業を優遇した。 ●南海電鉄「ラピート」、全て再エネで走行● 南海電気鉄道の難波―関西空港間を結ぶ特急「ラ ピート」が再エネを使っての運行を始めた。全 6 編成 で CO2

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